公務員って楽しいの?

公務員って楽しいの?

「公務員さんっていいね〜。」
こんなこと良く耳にしませんか?

公務員になって10年独自に見てきた視点で、いま思う答え。。。

それは。。。?

人による!

おいおい、ってそりゃそーだろよ。。。
そう思いますよね。

でもそうなんです、、、反射的に答えたわけじゃないですよ。
10年以上いろんな公務員と出会って、自分も経験して考えて考えて一周回った答えが
人による!です。

ここからはなぜそういったところに至ったかを話していきます。

今回は以下3つの視点から話していきます。

  • 「お金の安定」
  • 「時間の安定」
  • 「やりがい」

1つ目「お金の安定」

公務員の給料どんなイメージですか?

よく言われるのが、
公務員て土日休みで基本17時に帰れるのはいいけど給料は安いんでしょ?
です。

いそがしさは別のところで話すとしてこんなイメージが大半じゃないでしょうか?
実際は、自分の場合33歳10年目で約500万ってところです。

そして、40代で650、退職間際で800〜900万とところでしょうか。

国、県、市町村、によってもちろんばらつきはありますが、地方公務員はこんなもんですかね。
詳細まできになる方はググってみてください。

つまり、少なくとも食べるに困らず。家庭を持ち、子供の教育をしていくのに基本的に問題ありません。共働きならまず問題ないでしょう。

W公務員ならば、自分の年で約1000万円(残業込み)。
昔は女性は昇進しづらいなどありましたが、多少比率は平等ではないものの今はW管理職だって全然ありえます。
そう考えると。ありがたいです。。。
ちなみに私はW公務員ではございませんが。。。

ということで、お金に関しては「結婚して子供を2、3人持っても問題ないでしょう。」

このままの時代が続けば。。。(別記事で解説予定)

2つ目「時間の安定」

ん〜。。。

これはかなり部署、時期、タイミング、同僚間系などなど分かれます。

公務員=17帰宅と考えると違いますので気をつけてください。
実際そういう職員もいますが、予算時期の財政部局、国勢調査時期の統計部局や土日深夜問わず苦情の電話がかかってくる部局。
いろいろあります。

また、基本は17時に帰れる時期のはずなのに、、、
同じ担当内の人間関係によっては非効率な人のフォーロー分残業が出たりなど様々です。
とは言っても平均的に帰れる方でしょうか。

異動したてはともかく、人事異動までの間に要領をつかんで1年で効率化できる人はかなり生産性落とさずに働いています。
ただ、3、4年で異動してしまうので注意が必要ですが。
器用で、メリハリのある働き方をされている方は基本的に上手にこなしている印象です。

また残業についてもサービスではなく残るべき時に残ってるのでしっかり残業代もつけている印象です。

危険なのは、、、

メリハリなく仕事をしている人です。

残ってもいるし生産性もそれほど高いとは言えない人です。
そして、メリハリがないせいかサービス残業をまいいかな〜的な感じでやってしまっている人が割といます。
というか結構多いかもしれません。。。

ただ、誤解しないでいただきたいのがこのタイプの人は基本的に真面目です。

調べる時間が異様に長い、
相談前に自分で考えすぎ、
文章の体裁にこだわり過ぎ、
アルバイトに任せる仕事も自分でしてしまうなどなど、

行政という環境もあるのかこういった場面は意外とよく見かけます。

この辺りのコツをつかんでくると異動にそこまで影響せずに時間ともうまく付き合える仕事ではないかと思います。

3つ目「やりがい」

これは一般的に「ない」という印象をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

実際はどうか。。。

希望や興味のある部署に配属して場合は今回除くとして。。。
多彩な部署があるからこそ、夢あるような反面、その分希望ではない部署はそれ以上にある。
当然、希望通り異動できないケースの方が多い。
それでもやりがいを感じている人は多くいいる。

今回は以下2パターンに分かれる思う。

基本的にどこでもやりがいを見つけて楽しんでしまうパターン。

メイン業務以外に公務員を使って幅を広げていくパターン。

その1

基本的にどこでもやりがいを見つけて楽しんでしまうパターン。

これは、どの担当に行っても、興味を持って楽しむ人。知的欲求とうまく付き合っている人です。行政は社会構造とどれも関係が深いため、興味のツボをみつけることは意外とできます。
希望の部署以外=ハズレというマインドセットの人は結構辛いですが、
おっ、ここでは税金の仕組みが学べる。ここでは、土地のことが学べる。しかも、これ勉強しとけば自分の資産運用の役にも立ちそうだな。。。

などどこへいってもラッキー!というマインドセットの人は基本的にやりがい感じてる。

その2

メイン業務以外に公務員を使って幅を広げていくパターン。

解説します。

俗にいうスーパー公務員パターン。ネットで検索して出るような公務員です。
「おいおいそりゃ理想だけど、簡単にみんななれるもんじゃないだろ。。。」
って思いますよね。

もちろん、そう言われる方達もそうですが。
実は全国に一握りではなくたくさんいます。

もちろん注目度は違いますが、ポイントはみんな楽しんでしまっているということです。

例えば、

農政局にいるときに自分も農業にはまってしまい、農業という視点から町おこしをして異動してもなお趣味のように仕事としてやっている人。または、もともと農家で農家の立場を分かった上で改革をしている人。
獣害対策しながら、趣味でマタギになりそこからさらに業界の改革を目指す人など。
またそこから発展して講演や講師としてに呼ばれたりなど様々です。

この辺りは、「公務員」という立場上、呼ぶ側も「安価で安心」な為、有利に働くところもあるかと思います。そこから書籍を出す方や出版物の原稿の依頼など意外と広げてる方もいます。

ということで、

「人による」

というのが私の印象です!

これから公務員になりたいという方
今公務員として奮闘されている方
公務員という仕事にお悩みの方

一意見として参考にされてはいかがでしょうか?

あくまで一意見なので、
それあるわ〜、
うちは全然違う!、
こんなことないですか?などなど

感想、ご意見等あればコメントお願いしまーす。

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